決意

こうやって寝子中心的な日記を書いていると、いろいろなネコさんの近況を知ることになり、どうしても、命の長さが違うことや、いつも元気に遊ぶ姿を見ていられるわけではないことを思い知らされる。
「もし、この子らに何かあったとしても、落ち込んじゃダメよ。」と、てるおさんに言われた。「出逢えたこと、一緒に暮らせることが、幸せなんよ。じゃけぇ、1日1日を大事にしようや。」と。んー。落ち込まないなんて、できるかな。むずかしいけど。ん。とってもむずかしいと思う。
てるおさんは、ずっとネコさんのいる暮らしをしていて、結婚して家を出て、しばらくしたころ、実家のミーちゃんを亡くした。大泣きをしていた。何日かは、この世の終わりのような顔をして、過ごした。
でも、そこで、「もうネコとなんて暮らさない。」と、思っちゃいけないということなのかな。また、的外れな解釈なのかもしれないけど。
よく、生き物は死ぬからいやだと言う人がいるけど、同じ生まれて死んでいく生き物として、そんな風に思うのは、あまり良くないことかもしれないと思う。いやだと感じてしまうことは、仕方がないことだけど、死を極端に嫌うのは、自分自身も生きにくくしていくだけのような気もする。死にたくなくても、死なせたくなくても、必ず死ぬ。その時はくるから。
ウチは、団子たちよりも1日でも長く生きなくちゃいけない。ウチが先じゃダメだ。だから、覚悟をしなくちゃいけない。この子たちがいなくなってしまった後、ウチがどうなってしまうのか、考えられもしないけど、さいごまで、しあわせだったにゃーん、と思ってもらえるようにしっかりと生きていかないと。
ふー。