それでもバランスをとる

最近、やっと実際に会ったことのある、知り合いや友達の日記を読む機会が増え始めた。
いろんな価値観があるもので。その場で(会話で)、意見を交し合おうとすれば、どうしてもうまく言えなかったり、違いが認められなかったりして、ギクシャクしてしまうこともあるだろうけど、少し距離をおいていれば、じっくり知ることができて良い。
恋愛観、結婚観は、「似ているけど、少し違う」というほうが、厄介な気がする。「ぜんぜん違うけど、ちょっと似てるとこもある」という程度のほうが、案外と親しみをもてたりする。気がする。下手な期待が無いから?特に、相談って、言ってほしいことが既に決まっているから、近いと思っていた人に、遠いこと言われると、どうしてもガックリきちゃうから。
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ウチは、あまり相談をしない。受けることは結構あったけど、そういう時は、ひたすら聞き役にまわることにしてる。
結局、他人には解決できないし、相手のあることだから自分ひとりでも解決できないし、とにかく解決はできないと思ってる。どこまでいっても、解決はしない。だから、バランスを保つしかないんじゃないかと。シーソーのように。悩みのタネを、育てずに捨てるか、もっと他の種類のタネを持つか。そのことだけで、いっぱいにしないのが、恋愛や結婚での不具合を丸くおさめるコツだと思う。
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そして、ムリをしないのが、一番。妥協じゃなく、あくまでもバランス。うちの場合でいうなら、食事の準備や、食器洗い、ゴミ捨てをやってくれることには、たとえ分担の仕事だとしても、心から感謝をし、金遣いの荒さには目をつぶる。自分の分担の掃除と洗濯は、「できるだけ」程度の気持ちでこなし、収入は、てるおさんの3分の1にも満たないのだから、お金の不自由には文句を言わない。そのぶん、ありあまる時間は、自由に使う。片付けは、各自で。自分のことは、自分で。が基本。気になることは、その場ではっきりさせる。うやむやにしない。など。どちらかだけが、我慢をしっぱなしの関係というのは、続かないだろうし、健全ではないと思う。
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支えたいという気持ちが、あるかどうかだと思う。精神面にしろ、経済面にしろ、相手がいることで救われているとか、救いたいとか、それがあればカタチは様々あっていい。
これも、ウチの価値観だけど。