お客様

今日は、めずらしくお客様だった。めったにお目にかからない掃除機に団子たちは、興奮して走り回り、キリがないので・・・と、理由をつけて、お掃除もそこそこに散らかった部屋にあがってもらってすんませんでした(ペコリ)。
ふだん、ココで見てくれてるので、「わーい、トラくーん!ユウちゃーん!」と、可愛がってくれたのに、いつもの通り、トラは、怖がって逃げちゃって、しばらくは同じ部屋の中の隅っこでジーっと様子をうかがっていたのだけど、すきを見てサササーっと寝室へ逃げ込んだきり、けっきょく最後まで布団の中に隠れたまま出て来んかった。
そのぶん、ユウが、これでもかというほどプリプリ・スリスリしてくれた。ありがとね、ユウ。ごめんね、トラ。んー。母は、悩みます。
トラは、やっぱり怖がりすぎだと思う。そして、ユウは、ちょっとかまってもらいたがりすぎだと思う。
ユウは、「ねぇねぇ、おネエちゃんどこから来たの?」「ねぇねぇ、ナニたべてるの?」「ねぇねぇ、ナニやってるの?」「ねぇねぇ、ユウちゃんと遊んでくれないの??」「ねぇねぇ、ユウちゃんおなかすいちゃったー!」と、ずーっと何かをうったえてる。こんな子だからこそ、初めて会った日から、ゴロゴロニャーンと、ついて来てくれたのだけど…。その人なつっこさ、トラに半分わけてあげてほしいな。

「ん?」
「なんのはなしー?」