居ぬ日記 (寝子日記改め)

ぬーーーん

実家メンバーが、旅行のため居ないので、お留守番をしている愛犬:論太(ろんた)に会いに行く。この子とは、いっしょに暮らしたことはないけれど、人間が好きで、さみしがり屋の甘えん坊で、いつもすごく嬉しそうに出迎えてくれる。

「あ!」

「おばちゃん、いらっしゃい!!」
チミは、おっきいなー。油断すると、押し倒されそうになる。でかいでかいとは言っても、お団子たちは、やっぱりちっこい。ひとまずご飯をあげると、なにやら小首をかしげながら、ちょこんとキレイに座って、ニコニコしてる。ん? 食べないの? ……あ! アレか! あまり論太と1対1で触れ合う機会がないので、感覚がわからなくなる。「おすわり」「おて」「おかわり」 少しためて 「ヨシ!」ペロリと食べてくれた。食べ終わった後、毛づくろいしないのも、なんか不思議。

「くんくんくん。白くて丸っこいもののにおいがするよ」

ごろにゃーん。
つい、にゃーと言ってしまう。あと、気付いたら自分のこと「おばちゃん」って言ってた。いつもは「かか」と言ってる。てるおさんは、自分のこと「とっと」って言う。
ヒゲの数が少ないなあ。あれ? お爪は黒いのかい? あら、耳の中も黒いんだねぇ。と、ひとしきり観察して、頼まれていた用事を済ませて、帰る。とっても後ろ髪を引かれる感じ。「バイバイ」と言うと、ピタリととまるしっぽが切ない。また来るよ! また遊ぼうぜ!!
今日も、歩いて行った。途中の線路際の菜の花は、すっかり花が終わり、それはすごい数の種を実らせていた。あれが来年また全部咲くのかな。違う花も咲いてた。
  
しかし、本当に山だ。登山だ。そして、基地は広いな。今日も、天気がちょうどよくて、いいリフレッシュになった。帽子はかぶってたけど、すっぴんだったから少し焼けたかな。