心がけること

やりすぎてしまいがちなので、ときどき読み返すこと。

症状・現状
心の中で何かある考えが、炎のようにあかあかと燃えていて、そのことで頭がいっぱいになっている人は、大儀をかざし、使命感をこめて説き伏せようとする。成功する場合もあれば、しない場合もある。成功しないのは、熱心さのあまり、情熱的に自分の意見を一方的にまくしたて、相手に意見を言う余地を与えるような外交的な如才なさに欠けるから。
問題点
このような状態の人は、魂の呼びかけに気づき、それにしたがいたいと思っている。しかし、知識や経験が足りなければ、まるで勢いのあるジェット噴流を細いホースを通して流そうとしているようなもの。限られた発想で何とか使いこなそうとしても、そのエネルギーにとても対応できない。
対処法
このエネルギーは、見境なく浪費するために与えられているのではなく、実際は「もとへ戻さなければ」ならないのだということを、学ぼう。エネルギーの器である身体をいたわらなければいけないし、エネルギーを早々に使い果たして、燃え尽きてしまうべきではない。さらに、圧力は常に逆圧を生むし、良い考えだからといって、人を「勧誘」する必要はないということに、気づこう。ある考えかたを、身をもって現している人がいて、「理念」を生きかたでしめせば、言葉で伝えるよりも、ずっと説得力がある。
結果
プラスの状態にはたらけば、不安感を静め、エネルギーを大切にしかも効果的に使うことができる。自分の役割に打ち込んでいても、同時にほかの人の意見に耳を傾ける用意があり、必要ならば自分の立場について見直すことができる。広い視野でものごとを考えることができる。生き生きとして、ほかの人たちによい意味の刺激を与え、仕事を一緒にスムーズにしていくことができる。
心がけ
常に緊張を強いられていれば、いつかは体調を崩すことになり、それは誰のためにもならないということを理解する。がむしゃらにやったからといって成功するとは限らず、心理的なアプローチが大事だということを受け入れる。自分の意見で「押し切」らないで、ほかの人と一緒に「決めていく」。