勉強会2日目

昨日に引き続きデジカメ講座。……なんじゃこりゃー! と、叫びたくなるようなインストラクションで、もう、なんちゅうか、勉強になりすぎ。今日も意地悪ちよちゃん全開でメモレツゴ。

  • 前置きは、いらん。能書きは、もっといらん! 講師にもっとも必要なのは、「下準備」。いきあたりばったりで、講習は絶対できん!!
  • 市販のテキストで進めるなら、内容は、できるだけ端折らない。その機能を使うか使わないかは、受講者が決めることであって、講師の好みで「あんまり使わないだろうから飛ばしますね」などと、決めるべきではない。あまり飛ばす箇所が多すぎると、手抜きをされた印象になる。時間的にどうしても無理ならば、オリジナルのテキストを作るべき。
  • いくら初心者だとしても、あきらかに年上の受講者に対して、こどもを褒めるような口調は失礼。それは、アットホームとか親しみやすさとかとは違う。
  • まして、けなすなんて以ての外。「あらー、すごい事やっちゃったんですねえ」なんて、いくら笑いながらでも言ってはダメ。
  • すごいことになっちゃったのは、チミが窓の外なんか眺めておるからじゃよ、サブくん。なんでそんな画面になっちゃったか知らんじゃろが? そんなサブいらん!!
  • 補助が必要かどうかは、最初の数十分で判断がつくはず。完全に片寄るのも良くはないけど、他の人が大丈夫そうなら、できるだけその人についていてあげるべき。べったりいてほしくなさそう(プライドもあるだろうから)だとしたら、距離はおいても目は離さない。
  • うまくいかないことを、バージョンや機種のせいにしない。たとえ本当だとしても。そのバージョン・その機種でできることを進められるように、準備をしておく。
  • 「ふだん、もう何気なく使っちゃってるから、あえて説明するのは難しいなあ(笑顔)」とか「ちゃんと勉強しようと思ったら、もう何冊か専門の本を買ってやってみてください。誰でもできるから(笑顔)」とか言っちゃうと、じゃあ、あなたは、今日いったい何しに来たんですか? と笑顔で聞いてやりたくなるので、言わない。

どうやら、Web制作が本業らしい。あなたができるのは(儲かってるのも)わかったから、今は、そのノウハウをちゃんと わ か る よ う に 教えてくださいよ、と。あと3日。残りは、ホームページ講座。耐えられるじゃろか。昨日はあえて話題を出さなかったんだけど、いっしょに行っているふだんとても温厚な先輩も、今日はさすがに「どうよ」と言っていた。二人でキレちゃったら、誰か止めてくれるんじゃろか。
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いい本がたくさん出ているから、きっと本だけである程度のことは習得できる。講習会のメリットは、問題が発生したときに、すぐに解決できるという点に限ると思う。どうしてその問題が起こったのか、解決だけではなくて、発生させなくするためのポイントをちゃんと理由から伝えてあげられなくては、お金もらう資格ないよ。と、心に刻む。ぎゅぎゅ。