WM
やっと、落ち着いてきた。
あまりのトントン拍子さに、なかなか実感がわかなかったのだけど、わたくし、1月から働くことになりました!
世間じゃ『WM』なんて略され方もするんですな。
まだまだ先のこと……と、おもっていたのに、晴れてワーキングマザーの仲間入りです♪〃
よろしくお願いしまーす。
始まりは、12月8日。
近頃、働いてる人たちが、すごくまぶしくて、なんだか憧れの眼差しで見ている自分に気が付いてはいたのだけど、もちろん育児だって立派なお仕事、楽しんでるし、まったく引け目は感じていなくて、むしろ、今まででいちばん充実してるって感じているくらいだった。
だけど、なぜか飛び込んでくる情報は「委ねよ」と言わんばかりのもの。
他でもない、ひいぼうのこと。
わたしは、ずっとずっと、ひいぼうを自分の腕の中におさめておきたいって、おもいすぎちゃってるなぁ、と。
そしたら、ふと、てるおさんが「ちいも働いたら?」
……でた。エスパーてるお。
「うん。働きたい! 働きたいなって、おもってたの!」
さっそく、午後からハローワークへ行ってみたら、すぐに、ものすごく条件にぴったりのところが見つかった。
- 年齢:不問(年齢を入力すると、ガクっとヒットが減る……)
- 経験:ワード・エクセルできる方(これは、任せて!)
- 資格:不問(ペーパードライバーだから、『普通自動車免許』が必要なところはムリ)
- 休日:土・日・祝日
場所も近い。お給料もなかなかいい。
縁あって、何度かお世話になったこともあるけど、雰囲気もよかった。
「嗚呼、ここで働きたい!ぃゃ、ここで働くのだ!!」
相談窓口に行ったら「これまで4名申し込まれてますね。10名くらい応募が集まったら、そちらから選抜するということですので、面接は少し後になるかもしれませんね」とのこと。
了解して、連絡をつけてもらうと「今日あたりで締め切ろうとおもっていたので、近いうちに面接があるそうです」だって。
わお。
そして、魂込めて、職務経歴書と履歴書を仕上げて、現場へ乗り込んだのが10日。
4年振りに着るスーツは、心身ともにウっと締め付けられ……ぃゃ、キュっと引き締まる感じ。
そして迎えた面接本番は14日。
一人だいたい15分くらいの予定が少しおしているらしく、早めに行ったのもあって、かなり待ったけど、意外と落ち着いてる自分にちょっとびっくり。
4人目の方が呼ばれて、控え室にひとりになったので、さっそく瞑想をば。
(やっぱり、ちょっと緊張してるよなあ。大丈夫、大丈夫。ありのままでいこう。取り繕ったり、飾り立てたり、背伸びしたりしなくていいよね。ありのままで、ちゃんと受け入れてもらえる。大丈夫、大丈夫)
職務経歴書を作ってるときにおもったの。
よくやってきたよな! って。
なんの取り柄もない、なんにもできないヤツだって、卑下してきたけど、なかなかどうして、よくやってきたじゃないのよ! と。
あっという間に15分が過ぎて、ほどよくマインドコントロールもできたところで、いよいよ面接会場へ。
すらすらすいすいす〜い、とはいかなかったけど、やりきった感がしっかりあって、その後ずっと「受かったね。うん。こりゃ、受かっちゃったね」と言ってて、あきれられたくらい。
でも、時々ちらりと不安がよぎる。
まだ、就職活動を始めて、1週間だし、1社目だし、落ちても次があるとわかってはいるけど、でも、でも、やっぱりここがいい。
だけど、他の人だってそうだよな……。
そこで、わたしは、こう祈ることにしました。
「わたしにとっても、この企業にとっても、他の応募者の人たちにとっても、とにかく、このことに関わってるすべての人にとって、最高最善の結果となりますように」
あとは、委ねるだけなのだ。これで、いいのだ!
次の日「あれ? 連絡ないじゃん?」と、てるおさんがからかうので、「えー!? 昨日の今日だよ?」なんて笑っていたら、しばらくして電話がかかってきた。
採用決定!
……早い。早すぎる。早い、早いとは聞いていたけど、あまりに早すぎる。
と、いうことで、しばらく実感がないくらいだったのだけど、改めまして、
(コホンっ)
えー、おかげさまで、無事に働きママンとなれましたことをご報告しますとともに、皆さまに心よりお礼申し上げます。
ありがとうっ!!!!!!!