たとえば、水の中にトポンと入ったら

一度、少し深めに入って、それから自然に浮かび上がり、いちばん抵抗の少ないところに落ち着く。

これが、まさに“自然”なんだろうな。



ものごとのはじまりに、多少、深入りしすぎているように感じたとしても、心配することはないし、逆に、しばらくして、最初ほど入り込んでいないように感じたとしても、がっかりすることもないんじゃないかと。

そう考えれば、だいたいいつもうまくいってるなぁとおもう。



もしも、落ち着いたところが、いちばん底でも、いちばん表面でも、たぶん、そこがベストなんだ。

そして、もし、流れがあったとしたら、きっと、底に近いほど動きがなく、表面に近いほど動きがある。

それも、自然なこと。

底にいるからといって、表面の存在を、「軽いヤツめ」とさげすむことはないし、表面にいるからといって、底の存在を、「イコヂっ」と責めることもない。

それぞれ、ベストなポジションで落ち着いてるってだけのことなんだとおもうから。



それが、もし、居心地が悪いなら、自らの状態を変えれば、自然とまた落ち着けるんだろうな。





力まず、焦らず、委ねて、委ねて‥‥。