お盆休みの最終日

「出掛けたくないから一人で遊びに行って来てもいいよ」と言ったら、「じゃあ、おらんと思っとって」と朝からずっとゲームをしてる。例のバスケ。すごく上手になってて、ゲームの人たちの動きも滑らかで格好よくなってきてた。
時々そうやってテレビの部屋に行って様子を見て、そのまま隣でつれづれノート⑬の続きを読んだりして(また、3分の1くらい進んだ)、部屋を出るときに手を振ると、ゲームの画面を見たままなのに手を振り返してくれたりするのが楽しい。あと、試合と試合の間にふとこっちを見て、かまってくるのとか。いないと思ってるのにいるという得した気分。さすが天才。
一人は嫌い。でも、人の集まりの中にいて何か話さないといけないという状況も嫌い。セリフが決まってるときは好き。説明で聞かれたことに答えるとか。普通は話しても話さなくてもいいのがいい。二十歳くらいの時、人の家に大勢でいたりする中、いつも寝たふりをしてたのを思い出す。まわりで「意味ないじゃん」とか言われてるのが聞こえても、そうしてたいと思ってた。
明日からまた普通の日々。淋しい。