明るい未来はあるのか?

長いので、とばして下さい。 たたみました。
自分自身の考えをまとめるため(文章としては、まとまらないものと思われます。)に、ちょっと書き綴っておきたいアレコレ。


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日本の学生が、受験のためにだけしか勉強をしないことなんて、言い古されて、雑巾みたいな状態なのに、未だもって改善されている様子はなく、かえって驚きを感じる。


中国や韓国でのデモ・暴動をニュースで取り上げるときに、それぞれの国民に意見を聞く場面がよく出るけれど、特に韓国の高校生あたりが、どの子もみんなよく知っているのに対して、本当に日本人は何も知らない。たとえ洗脳的だったとしても、なぜか全員が同じ意見を持っているのだとしても、とりあえず、知らない日本人より知っているだけすごい。おバカちゃん代表として、感想を再現してみると、「歴史?知らん、知らん。ナニ島?どこにあるん?あげちゃえばいんじゃないの?」といった感じが日本人。


実体験として、外国からの直接の影響で生命の危機を感じたことがないし、このままいくと危ないかも、と言われたところで、なんとなく、まぁ、それならそれでいいか、と思ってしまう。長生きしたってしょうがないし、好きなことだけやって太く短く、嫌になったら、別に死んでもいいか、と。本音かどうかはわからない。だって、そうなったことがないから。いざとなったら、オタオタして、道連れを集ったりするんだな。


不安と不満の原因は、きっと「やり直せなさそう」というところにあるんじゃないかと睨んでる。人生、いつでも何度でもやりなおせる。と、思っていたけど、どうやら生まれたときから決まってるんじゃないかと、肌で感じている人は多いはず。金持ちの家の子しか金持ちにはなれないって、断言してる人もいたし。そう言われて、あきらめるほうが悪いとは思うけど。


さて。
実は、仕事で『YESプログラム』というのを取り入れることになった。(ウチのことを知らないのに、ここまで読んでくれている不思議な好みのあなたに簡単に自己紹介をしておくと、パソコン教室に籍を置き、主に職業訓練担当でパソコンや簿記の講師をしてます。どうぞヨロシク。)受講して、認定を受けたことを履歴書に書けば、就職に有利になるとか。
疑問を感じてしまった。また、受験対策。マニュアルばっかり。高校で授業と併用していくのであれば、まだわかる。大学はギリ。社会に出て、再就職という人たちに、はたしてそれでいいのかな。型ばかり作って、そこにはまれない人を、ますます無視することにはならんかなぁ。不安だ。
だいたい、それを教える側の人間が、ウチみたいなんでいいんじゃろうか。そんなプログラム受けたこともなく、ほとんど運と勘と愛想だけで仕事を得てきた人間がいるのに、「これが最強」のようにマニュアルを押し付けて・・・いいわけがないようにしか思えん。


商業高校出身で、就職活動をするよりも、もっと早い時点から、「面接官は、人をみるプロだから、その場だけ取り繕ってもすぐにバレる。」と、日頃から自覚を持った言動を意識するよう言い聞かされてきたけれど、入ってみれば、本当にプロに選ばれて残ったのがコレか?というようなメンバーだったりしてたし(自分を含め)、それから、さらに時が経った今となっては、会社側の人間も、ますますその能力が落ちているんじゃないかと。だから、履歴に頼るんでしょ。しっかりしてよ、本当に。


こうやって批判をするだけはするけれど、解決策を持ち合わせているわけではない。きっと、そんな人がほとんどなんだ。


とはいえ、マニュアルだろうがなんだろうが、知らないより知ってたほうがいいのかもしれないしね。例のお隣の人たちのように。無知は確かに罪かもしれない。でーもー。ああ、複雑な心境であるよ。きっかけとして、前進する原動力になるのなら、悪くはないのだろうけど。採るほうも採られたほうも、こんなはずじゃあ・・・とならないことを祈るばかり。


ま、一番不安なのは、船の免許を持ってない人間が、舵取りの仕方を教えてるってとこなんだけど。その人に本当に運転技術が必要なら、誰から教わろうと、役には立つかな。