消毒

いろいろ・・・愚痴のようになってしまったけど、本当はみんないい人なんよね。わかってる。ただ、自分や自分の思う世間体を気にする人にとって、間違ったことを「本家の長男の長男の嫁」にさせるわけにはいかないという、非常に真面目な人たちなわけで。ばあちゃんの口の辛さも健在だけど、それだって、よかれと思ってのこと。ばあちゃんにとっては、注意するのが当たり前で、言わないわけにはいかない。だって、本家の一番てっぺんの人間だから。「女はあぐらを組むな。」とか、92歳のばあちゃんの、長年の思い込みを今さらどうこうできるわけがないので、ばあちゃんの気持ちを考えれば、ばあちゃんの前では、あぐら組まんとこうか、という解決法で構わんと思う。たとえ、一時的で安易であったとしても。
同じ理由で、もしかしたら、これを読んで、長男の嫁になりきるなら、事実婚で暮らす意味はないんじゃないか?と、思った人もいるかもしれないけど、別に嫁扱いされても、それはそれで、一時的な演技でしのいでおけばいいか、と思ってる。
男女平等は、正直むずかしい。違うから。だから男尊女卑じゃなくなればいいな、とは強く願うところ。でも、すでに当たり前だという思い込みを持って、人生の半分以上を過ぎてしまった人に、あれこれ言っても、無駄だと思うから、そういうところでの諦めは肝心と割り切って、自分がその一員にならないようにすればいい。
本当は、名前だってどうでもいい。てるおさんと一緒ならそれでもいいし、違ってもいいし、全然別の名前になったっていい。そんなことで自分自身は変わらない。そんなに単純じゃない。事実婚だから、仕事を続けてるわけでもない。仕事を続けたいから事実婚を選んでるわけでもない。それとこれとは、全く関係がない。大事だから、助け合う。そんな関係でいられればそれでいい。
そのために、お国の制度は必要ない。できるなら、なくなって欲しい制度だと思ってる。結婚という制度自体ではなくて、戸籍について。知れば知るほど、無駄で、あらゆる意味で差別的で、はっきりいえば諸悪の根源だと思うから。だから使わない。出来るだけ、その存在を無視したい。そんな感じです。