ギャップ

触れるな危険!

「癒し系ですね」と、言われた。そうなのか。そんな風に見えてるんだな。素直に受け取って、喜ぶ。親しみやすさくらいしか、ウリにできんもんなあ。いや、技術面もがんばってますけれど。「頑張ってやってて、疲れてきても、ふと顔を見ると、ほっとするんです。」おおお!そうですか!嬉しくなって、調子に乗って、ついでに、イメージをいろいろ聞いてみたところ、「すごく年上のだんな様に、よしよしと可愛がられている」「キーッとなったりしない」「おっとりなのに、しっかり」「お料理上手」など、事実を知らせると、がっかりさせてしまいそうなイメージばかりが浮上し、ちょっと謝りたくなった。
先週、会場のセッティングのために、うちの会社で唯一の男性社員くんが、県の反対側の端っこからわざわざ来てくれていた。遠く離れているため、年に5回も会うか会わないかくらいなのだけど、彼にも、「会うたびにイメージがくずれ・・・ぃぇ、変わっていきます。」と、言われたところだった。問い詰めてみたけど、「いやー、なんて言うか、見た目は、そのー、幼い感じじゃないですか・・・。ねぇ?そう言われませんか?でも、なんか、発言がいつも大胆というか・・・。ねぇ?あはは。」と、はっきり答えてもらえなかったけど。少し前に、社長には、「夫婦喧嘩とかしないの?」と、聞かれて、「にゃんこたちが来てから、しなくなりましたねー。」と、答えたら、「ほんとう?よかった、よかった。するとなったら激しそうだもんね!」と、言われた。そ、それは・・・?ギャップを超えて、想像や創造の域に達してはいやしませんかね?それは、それで、どうかと。
ずいぶん前に、よくわかった友達には、「クラゲのようなもの」と例えられたことがあったな。見た目は、ふわふわとやわらかそうなのに、えらい毒を持っている、という意味で。本人その気はないのですが、知らない間に、「あいたたた」となっている被害者がけっこういたらしい。ごめんにゃ。
でも
どうすればいいのかは、わかりません。