ご無沙汰しております。

インターネットを抑え気味にして、本を読んだりしてた。本当は、資料を作ったりしなきゃいけないこともあったのだけど、ちょっと疲れすぎてて、どうも気持ちを回復させるほうを優先しないと、ずっと引きずりそうだったので。
読んでいたのは、こちら

「齋藤孝の相手を伸ばす!教え力」

「齋藤孝の相手を伸ばす!教え力」

この人の本、初めて読んだ。おもしろい。それに、本当にためになると思えることがたくさん書いてあった。考え方の基礎が好きで同意できる。
ウチの今の状況が、なぜ幸せだと感じられるのかが、理解できた気がした。たぶん、人間として子供を育てるということは、本能として在って、それはつまり欲求として組み込まれているのだと思った。世話をすることで、自分の存在を頼ってくれていると実感することや、何かを教えたり、それによる成長をみたりすることで得る感動が、喜びになる。その感覚を欲するようにできているんだと思った。
子供はいなくても、この仕事と団子たちとにめぐりあわせてもらったおかげで、その欲求が完全に満たされる環境にある。ありがたいことだね。事実をいえば、団子たちのことも、世話をするというほどのことは、何もしていないし、仕事にしても、きっとウチが教えなくても、できる力をもともとみんな持っているのだろうけれど、あたかも、それをウチが関わっているかのように感じられるこの環境…。天国かもしれん。本当に、教わることのほうが多すぎて、おつりをいくら返しても足りないくらい。
この本は、仕事に関係なく、みんな読んでみるといいと思った。教える立場の人だけでなく、何かを学ぶときにも役に立ちそう。心構えとか。教えることは、学ぶこと。学ぶことは、教えることだと思った。そして、のび太の物は、オレの物だと思った。