快感物質

  楽しい!!!
3日で0.5kg減。真面目にはからないてるおくんでも、3日で0.25kg減(0.05kgリバウンドしたらしい)。たーのーしー!! こりゃ、続くね。順調にいけば、1ヶ月で5kg!? それは、ないか……。

ダイエットの挫折の理由としてアブラや糖分の誘惑があります。最近になってアブラや糖分をとると脳の中に快感物質(β−エンドルフィン)が出ることがわかってきました。これほど強い快感をいきなりやめることはそもそも困難。しかし!カロリーの低い「うま味成分」も同じ快感物質を出すことが分かりました。ネズミにうまみ成分を与えると、アブラの摂取量が減りました。

快感物質を出す方法を別なものに置き換えることがとても重要なのです。

つらい食事制限や単調な運動。こういった我慢を伴うもので快感物質に打ち勝つことは容易ではありません。ガッテンが大切にするのは、上で発見した「置き換え」という発想。ダイエットの中に食べ物に代わって快感物質を出してくれる要素を取り込むことが大切です。

それはグラフの「右下がり」。成功者の証言でも、「グラフが右下がりになることの快感が、ビールの快感に勝った」などと述べている人が多数いました。

大切なのは体重計。目盛はなるべく細かいものが成功の秘訣。細かい変化を喜べるからです。たとえば1日100グラム減ったとき、1目盛100グラムの体重計であれば毎日喜べますが、1目盛500グラムのものでは5日に1回しか喜べません。現在では1目盛50グラムのものまで販売されています。

グラフの右下がりが楽しくなった参加者の皆さんは、近所の人たちとウォーキングをしたり、ダンベル体操や腹筋運動など独自の工夫を始めていました。毎朝グラフが右に下がるのが見たくて、自然に始めていたとのこと。グラフによる快感物質を求め始めたのです。こうなれば成功間違いなしです。

ためしてガッテンより