変身
いやはや。
昨日は、大変でした。
久しぶりに、どどーんと大っきな波が打ち寄せてきまして、まあ、それはもう、ザッパーーンッッと。
びしょ濡れですよ。
涙と鼻水で。
あー、きつかった。
でも、この今朝の爽快感といったら!!!
目は、なんか昔のスピルバーグとかの映画に出てくる宇宙人みたいに腫れちゃってるけど、表情は、自分でもびっくりするくらいスッキリ晴ればれしてました。
ああ、よかった。
本当に、どうにかなってしまうかと思うほどでした。
なんか、朝起きてしばらくしたとき、急にキレちゃって、てるおさんのすることも、ひいぼうのすることも、全部、全部、腹が立ってしかたがないから、てるおさんに任せて、できるだけ独りでいるようにしてました。
今、思い出そうとしても、ちょっとよくわからない。
で、夜、寝かしつけも任せて、ふらりとコンビニに行って、帰ってきてから、もう、それなりに落ち着いたつもりで、てるおさんと話していたら、また、ブチンとキレちゃって、まあ、詳細は伏せますが、暴言を吐いたり、アレしたり、コレしたり、一通り怒りの発散儀式が終わってぐったりして、力なく、「もう生きるのも、死ぬのもイヤだ。消えてなくなりたい。地球も宇宙ごと全部なくなればいい」などと、心にもないことだと、どこかで思いつつももらしていたら、てるおさんが全身をマッサージしてくれました。
泣けた、泣けた。
てるおさんは、はっきり言って、マッサージが下手です。
もちろんヒーラーでもなんでもない。
たぶん「治したい」とも「変えたい」とも、もしかしたら、「癒したい」とさえも思っていないかもしれないけど、吐きたいだけ暴言を吐き出させてくれて、ただただ受け止めて、見守ってくれているってことに、救われました。
なにをもがいてたのかなぁ。
焦って、気張って、突っ走って……。
楽しんで、幸せを求めてるつもりが、余計なものたくさん背負い込んじゃってたんだろうなぁ。
泣いているうちに、すっかり落ち着いて、「なんか、いろいろわかったわ。ありがとう」と、素直に感謝できるまでになりました。
「疲れとったんよ」と言われたとき、いや、むしろ憑かれとったんじゃなかろうかと感じましたが、どっちにしろ、スッキリしたので、よかった、よかった。