仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?

読み終わった後にずーっと興奮する本だった。読むのが遅いうえに、何故かいつも途中で飽きちゃう(つれづれノート⑬もあと1/4というところで何故か止まってる。)のに、昨日の夜、ふと読み始めたら一気に読めて3時間くらいで読み終わってて、その後ずっとずっと気持ちがウキウキしてた。今日もまだずっと。


いけるんじゃないか?と思わせてくれた。むしろ可能性にあふれてるような。 “私” がちょっと鈍いヤツに書かれてるのが良かったのか、その男= “私” は、まだ理解してない(という設定の)ところで主人公の言わんとするところが理解できたりすると(理解できるようにちゃんと書いてある)、自分のことが有能に思えるというか。希望が持てた。
とにかく、いい気分にさせてくれる本だった。
ビジネス本として読むにしても、人生論として読むにしても、『成功する秘訣』を彼是と細かくわかりやすく書いてあればあるほど、それができない・できそうもないとなると、自信を失うばかりだったけど、これはそれとは全く違った。
合っていただけかもしれないけど。きっと、秘訣本をすんなり実行できて、それによって日々向上していけてる人には、あんまり役に立たない期待はずれなものに感じられるのかも。一瞬たりともそっち側のヒトになったことがないのでわからないけれども。


お金持ちになることが、必ずしも “成功” ではないとは思っているから、まんまビジネス本として受け止めては読まなかったのだけど、こんな志で毎日を過ごしてくようにすれば、お金以上に色んなものを得ることが確かにできるはず。
とりあえず、大きな字で書いてあるところをノートに全部書き写しといてミツィに貸し出し。