出会い

2004年10月19日 雨
ユウは、ウチがトラと間違えて家に連れて帰った後、1ヶ月ほど前に出会い先に半同棲していたトラとやりあってしまった為に、一度は元いた場所(近くの駐車場)に返して、お別れをするはずだった。
チラチラと雨も降る中、「じゃあね。元気でね。」と、うちらが帰ろうとすると、ピョンピョン走って、先に玄関の前で待っていたりして、ものすごく心苦しかったのだけど、当時はトラよりも少し大きくて、しっかりしているようにも見えたし、トラが先だったし、合わないならしかたがないと、駐車場で唐揚げをあげて、その間に泣く泣く帰った。
次の日、てるおさんがゴミ捨てに行ったら、またアパートの階段のところまで来ていて、ゴミ捨てにもずっとついてきた、と、連れて帰った。もう一度、トラに会わせてみたら、昨日ほどではなかったし、たまたまウチの仕事が休みだったこともあり、1日様子をみてみることに。
ユウは、すっかり自分の家のように過ごしていて、最初に連れて帰ったときから、教えもしないのに、トラに用意していた猫トイレをちゃんと使うおりこうちゃん。ノラにしては綺麗すぎて、他におうちがあるんじゃないか?疑惑は出ていたけど、1晩外にいて、それでも、うちに来たがってるんだから、ということで考えないことにした。
しばらくしたら、トラとも打ち解けてきて、添い寝をしたり、舐めあったりするようになって、ついには、ごはんもトイレもいつも一緒の仲良しさんになったので、トラもユウも、はれて「うちの子」になることに決定。

出会いから、5日目。

小柄な妹のひざの上に、まとめてすっぽり。
  
虎次郎と優。どちらも、子供を授かったらつけようと思っていた名前から、1字ずつとったもの。てるおさんが考えてくれた。しばらく気付いていなくて、ある日、「これって…」と言ってみたら、「遅すぎ!」だって。
大事なうちの子たち。もう離さないから!!