単純に考える

そうそう。

この姿をながめていたいだけ。
自分の価値とか、生きるとは?とか、いろいろ考えてみたけれど、家族と快適な時を過ごすことこそがウチの望む人生そのものなことは明らかなわけで、深く考えるのはやめ、「自分の時間が…!」と騒ぎ立てるのもやめ、シンプルに暮らすことにしました。
気持ちがすさんでしまう原因のひとつが、散らかった部屋、たまった洗いもの、たまった洗濯もの、それをほったらかしにしていることへの自己嫌悪感と「自分の時間」への執着心との葛藤であることもわかっていたので、まずは、きっぱりと執着心を捨てて、仕事から帰ったら、全ての時間を家のために使うことにした。結局、自分のことでもあるし。洗濯も食器洗いも毎日して、掃除機も毎日かけて、遠足の時の心構え(来たときよりも美しく)で、とにかく昨日よりも家がきれいになるようにした。パソコンもテレビもつけず、家事に専念して、昨日なんて夕食も作った。仕事帰りに、材料を買いにスーパーへ寄ったのなんて初めてかも。しかも、一人で。しかも、惣菜じゃなくて材料よ、材料。すごい。
そして、自分の時間への執着も思い込みに近いものだったとわかる。「早起きして家事をやる」と目標を立てると必ず倒れていたので、逆に朝早く起きたぶんだけを自分の時間として好きに使っていいことにしようと自分で決めたら、ウチの1番したいことは睡眠をとることだったらしく、早起きしてアレコレしたのは初日だけでした。欲求なんてそんなものかな。なんか、すごく楽になった。
いつも、週末は片付けに追われるか、やらなきゃと思いながらやらずに日曜の夜中に落ち込むかのどっちかだったけど、今日は、起きた時から片付いている部屋で、思いッきりゆっくりした。明日は、友達とお茶の予定。
お団子たちとてるおさんが、幸せそうにくつろいでいる家で過ごしたかっただけ。そして、たまに友達に会えれば、それでパーフェクト。単純だった。